ゼロから始める海外展開

「自社商品、海外（特に欧米諸国）でも売れる気がする」「いいモノ作っているのに、（日本国内の）市場が年々小さくなって、このままじゃ不安だ。海外で売れるといいのだけど…。」と考えたことあるれれど、でも「輸出なんて規模の大きいところじゃないと無理なんじゃない？」「小さな会社で誰も輸出のこととかわからないし…」と、輸出実現の可能性を検討もせずにやめてしまったこと、ありますか？

もしそうれであれば、やる前から諦めることはありません。

公的機関に関しては、相談や市場調査や展示会情報の提供などほとんどが無料です。海外展開に利用できる公的機関の施策などに関してはこちらに詳細があります。（purpleaの代表は、中小企業機構に「国際化支援に係る中小企業アドバイザー」として登録されています。また、東京本部の「海外展開ハンズオン支援」のアドバイザーのご紹介もできますので、お気軽にご連絡ください）

中小企業診断士への相談も、専門家派遣などの施策を利用することで、無料または安い金額で中小企業診断士など経営のプロに依頼することができる制度があります。（「中小企業診断士　専門家派遣　お住いの都道府県」などで検索すると情報が出てきます）。診断士のご紹介も可能です。

海外展開に利用できる補助金で、Purplea+に依頼する業務内容を補助事業の経費として計上できれば、最終的にかかる費用を抑えることができます。

このように公的機関のことや補助金のことなどいろいろな情報を知っていれば、最初は輸出や貿易に関する知識がゼロでも、潤沢な資金がなくても、いろいろな人たち（や機関）の力を借りて、小さなリソースでも輸出は始められるのです。

		中小企業診断士	Purplea+	公的機関
Step 0	検討・分析・現状把握	経営状況分析	商材の分析・見直し	輸出検討先のデータ収集
	計画・準備	事業計画書作成支援	英語HP、会社案内作成	輸出・貿易に関する相談
	販路開拓	補助金申請などの支援	現地リサーチ	展示会情報
Step 1	取引先選定	資金調達関連支援	展示会出展支援
Step 2	交渉・契約	弁護士の紹介など	通訳翻訳	JCAA、契約書に関する相談
Step 3 Step 4	貿易手続き	銀行とのやりとり支援		ハンズオン支援
Step 5	代金決済	事業計画書のPDCA

Step0：検討・分析・現状把握

まず、輸出したい商品の分析、見直し、強みの把握など行ったり、JETROで輸出先の一般情報やその国での該当商品の普及率や日本からの輸出量などの情報を集めます。

また、輸出することが自社にとって適切な戦略なのか客観的に検討します。

Step0：計画・準備

商品の海外マーケティング戦略を練り、それに沿った英語のホームページや商品案内、会社案内など販売促進物の準備を行います。また、いろいろな公的機関を利用し、輸出や貿易に関する情報を集めましょう（海外展開に利用できる公的機関の施策などに関してはこちらに詳細があります）。

ここで大事なことは、国内事業も含めた今後の事業計画書作成することです。輸出に向けた戦略や計画だけ作成するだけでは後で困ることになりかねません。現在の自社の経営状況を分析して、輸出業務を行なっていく体力があるのか、社内にきちんとその方針が伝わっているのかなど含め、計画を立て準備を行う必要があります。

Step0：販路開拓